若いころからずっと血圧が低めで、自分は低血圧だと思っている女性は少なくありません。ところが、女性ホルモンが激減する更年期をきっかけに高血圧になってしまう可能性があります。

更年期の高血圧を治す食事について

更年期の女性は、女性ホルモンのエストロゲンが減少しています。
エストロゲンの減少は高血圧を引き起こします。
エストロゲンの分泌量は脳の視床下部で調節されています。
しかし更年期でエストロゲンの量が減ると、視床下部がエストロゲンの量を増やすことに集中し、自律神経がコントロールしている血圧が不安定になり、高血圧に繋がります。
よって食事を改善することで、更年期の高血圧を予防することが大切です。
高血圧の人の1日の食塩摂取量は7gが目安です。
日本人は塩分を摂り過ぎている傾向にあるので、薄味に慣れます。
酸味を取り入れると塩分量が減ります。
また、カリウムは、体内の余分なナトリウムを尿と一緒に排出する働きがあるので、血圧を下げる効果があります。
カリウムを多く含む野菜や果物を食事に積極的に取り入れます。
また日本人に不足しがちなマグネシウムも血圧を下げます。
カルシウムが細胞の中に多く存在すると、血管が細くなるため高血圧になります。
マグネシウムは、カルシウムが細胞に取り込まれるのを防ぎ、血圧の上昇を抑制します。
マグネシウムは1日の食事でおよそ300mg摂取するのが理想です。
昆布やひじきなどの海藻類や魚介類、アーモンドなどのナッツ類に多く含まれています。
しかし、マグネシウムはインスタント食品に多く含まれるリンによって吸収が妨げられるので、インスタント食品は控えるようにします。
ただしカリウムやマグネシウムは、腎臓に負担をかける恐れがあるので腎臓病の人は医師の指示に従います。
また食物繊維は、体内の塩分の吸収を抑える働きがあります。
またコレステロールの吸収を抑制し動脈硬化を予防するので、効率的に高血圧を改善することができます。