若いころからずっと血圧が低めで、自分は低血圧だと思っている女性は少なくありません。ところが、女性ホルモンが激減する更年期をきっかけに高血圧になってしまう可能性があります。

食塩依存性高血圧治療に用いるサイアザイド系利尿薬

高血圧においては血圧を制御するということが重要な点の一つとして積極的に取り組まれます。降圧剤を用いる治療が実施されるのが一般的であり、カルシウム拮抗薬やACE阻害剤、ARB、利尿薬といった選択肢から症状に応じて一剤または多剤を用いて対応が行われていきます。
利用薬の中には炭酸脱水素酵素阻害薬やループ利尿薬、サイアザイド系利尿薬、カリウム保持利尿薬といったいくつかの種類があり、比較的古くから使用されている降圧剤です。そのため、病院での使用経験も多いことからしばしば処方されて使用されます。サイアザイド系利尿薬は高血圧の治療の中でも食塩感受性高血圧の際に使用されることがよくあります
。これは腎臓の再吸収過程におけるナトリウムイオンと塩化物イオンの再吸収を阻害する作用があるからであり、サイアザイド系利尿薬によって強力に食塩を身体から排出することができるのです。高血圧の治療においては食塩の摂取を控える指導をするのが基本であり、その指導と並行することによって低ナトリウム血症となるリスクがあることには注意が必要です。
一方、ナトリウムが不足することによってナトリウムイオンとカリウムイオンの交換系が促進されることがあり、カリウムが排出されて低カリウム血症となることがあります。そのため、カリウムの補充が必要になることが多く、青汁はそれにうってつけのものとして注目されています。カリウムの積極的な摂取自体が高血圧治療にも効果があるとされていることから、青汁を積極的に食生活に取り入れることは食生活の改善の観点から良い方法です。健康志向から青汁も種類が増えて飲みやすくなっていることもあり、徐々に人気が高まってきています。